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創造的な保育を目指す

NPO法人コダーイ芸術教育研究所の


第39回
夏期東京保育セミナー2022


コダーイ芸術教育研究所は、創立以来「子どもの人格の尊厳を守り、円満な人格形成を援助していく」という保育理念に向けて、理論と実践を学び合う研究会・学習会を継続して行ってきました。

コロナ禍により中止が続きましたが、今年は2年ぶりに夏期東京保育セミナーを開催します。子どもを一人の人格として認め、発達を助けられるよう、保育者の専門的な知識や技術を2日間集中して学び合いましょう。皆さんの参加をお待ちしています。


 

日 時:2022年7月23日(土)

24日(日) 9:30~16:30


受講料:15,000円

(コ研正会員13,000円)


会 場:東京外語専門学校

東京都新宿区西新宿7丁目3-8


当日の緊急連絡先: 090-6946-6831

※会場には連絡しないでください

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お問い合わせ・申込先

特定非営利活動法人コダーイ芸術教育研究所

Tel: 03-3805-2246 Fax: 03-3805-2247

116-0013 東京都荒川区西日暮里 2-53-5 ニューハウス西日暮里 202


分科会一覧

7月23日(土)•24日(日)9:30〜16:30


   分科会名・世話人   概 要 定員 
 1  乳児  乳児保育

小室 志織
 乳児保育者が子どもと向き合うために必要な事を学びます。
乳児期の子どもの姿を知り、コミュニケーションを通した育児や遊びの理解など実践を基に考えましょう。

1.保育の基本
・子どもの人格の尊重
・保育者の人格を通したコミュニケーション
2.愛着
・形成段階  ・愛着関係の形  
3.子どもの姿
・各年齢の発達の経過や段階
4.条件
・主観的条件 ・客観的条件
5.育児
・育児の基礎 ・コミュニケーションを通した育児の実際
6.遊び
・段階と種類  ・遊具  ・遊びを見る大人の役割

テキストは『乳児保育の実際』『最初の3年間』です。
クラスの遊具の計画表がある方はお持ち下さい。
 
 2  幼児     幼児保育

皆川 彩
 幼児保育の環境条件と子どもの主要な活動である遊びについて学びます。子どもを主体とした保育に向かって、より意識的な仕事ができるように一緒に学習しましょう。

1.子どもを主体とした保育について
2.保育環境の組織
3.遊びについて

テキスト:『保育者のための心理学』『保育園・幼稚園の環境教育』
 30名
 3

木村 京子
 子どもたちは、乳児期から数学的なことをたくさん経験しています。
保育園で、その経験をより豊かにしていけるように、遊びや課業について学んでいきましょう。
まずは私たち保育者が数学の楽しさを体験してみましょう。

1.数学教育の目的を知り、数学教育に必要な知識を得る。
2.遊びの中での数的経験について
3.遊びと課業について

テキスト:『数教育の実際』『あそびの中で学ぶ数学』
 30名
 4  体 育

垣内 苗美
奥山 佐栄
中本 琢也
 体を動かすことが子どもたちの喜びとなる体育実践を行うために、幼児期の身体的特性を知り、体育の理論と実践方法を学びます。

1.体育の目的(身体的側面・精神的側面から考える)
2.運動材料を知る(実践方法・順次性について)
3.体育の課業について(課業と毎日体操、計画・組織の仕方)

テキスト:『幼児の体育』『体育遊び』 30名
 
 5 文 学

近藤 直恵
桑鶴 舞美
 文学は私たちの人生を楽しく豊かにしてくれます。その作品のどこがおもしろいかを考え、作品の世界に深く入りこむことで楽しさも倍増します。文学体験は美的体験です。乳幼児期の美的体験を増やすために、まずは大人がたくさんの文学体験をしてみましょう。子どものイメージを増やし、喜びとなるような課業の実践をめざし、以下の内容で、体験しながら学びを進めます。

文学作品を聞き、感じたことを言語化する
作品の分析をする
自分で選んだ詩を言う(分析する)
課業案の立て方について考える

テキスト『これはおひさま』『ミルクをのむとぼくになる』
『ちいさいはなびら』より好きな詩をひとつ選び覚えてきてください。

テキスト:『これはおひさま』『ミルクをのむとぼくになる』
『ちいさいはなびら』 研修テキスト(1)『文学教育』
  30名
 6  美 術

荻野 和代
山中 由紀恵
 美術教育を、長い見通しをもってとらえましょう。
乳児は、自分のまわりにあるものを見て、さわって、なめて・・・知っていきます。保育園・幼稚園で、子ども達に豊かな生活を保証すること、担当する保育者自身が美術を好きになり、子どもに仲介できる内容を増やしていくことが大切です。
乳児保育・幼児保育を通して私たちが準備することはなにか、実践を通して学習します。自分磨きのために美術館訪問も計画しています。

持ち物:こどもが使用しているハサミ・のり・クレヨン
粘土(一人分)

テキスト:『保育園での美術教育』『クリエイティブチャイルド』
 20名
 7   わらべうた

黒川 淑恵
佐久間 恵
 目的:清潔にうたう
子どもの音楽的能力を発達させるために、実践者のうたう力・
聴く力をつける
内容:1.「わらべうた」を知る    
   2.音楽教育としての「わらべうた」                
   3.実践者が「清潔にうたう」ための練習
             
テキスト:『わたしたちの音楽』『まめっちょ1』
『いっしょにあそぼうわらべうた0・1・2歳児編/3・4歳児編』      
 30名
 8
  園長・主任

嶋岡 奈緒美
加藤 哲平
 子どもが生き生きと育ち、保育者も生き生き実践をしていく“保育内容“の方向づけは、園長・主任の姿勢にかかっています。”子どもの人格を尊重する保育“の実践に向けて、私たち園長・主任が望むこと、大切にしていることを、実践している保育士たちに具体的に示せるように磨きをかけましょう。

テーマ 「子どもの人格を尊重する保育・私たち園長の姿勢と役割」

テーマ            課 題
私たちの目指す保育   保育環境、保育の方法について学習する
保育内容を観る      「子どもを主体とした」保育の実践を観る
               (乳児の日課、遊び、育児)
               (幼児の遊び・課業→課業の分析等)
                課業も作っていきましょう!
教育のシステム       実践していることの内容を考え「何のために、
                何故それが大切なのか」を問いに学習する
職員の育成         「人を育てる、組織を育てる」文献から学ぶ
職員を育てる        園長の役割と仕事―職員指導・研修の報告から学ぶ

*皆さんの提案を材料に学習しますので、下記の課題についてご協力
下さい
1.保育実践ビデオ(1)乳児(保育環境・育児・遊び)3名 
(2)幼児(遊び・課業)2名 
2.『職員指導・職員研修』について提案・報告していただける方、
お知らせ下さい。
 20名
         



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